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大学祝典序曲と対を成す悲劇的序曲です。ブラームス個人は明るい大学祝典序曲よりも、長年構想を練ったまま放置され、ついに完成することの出来たこちらの曲のほうが好みだったようです。
この提携版は、全音の既存のレパートリーに配慮してか、その作曲家の代表作よりは少し珍しい作品が多くなっており、それだけに貴重なものです。
版は輸入版のリプリントのようで音友などとは違い、アナリーゼよりは曲が成立した過程などを中心にしたスタイルの解説が付いています(もちろん日本語)。
オリジナルは管弦楽だが吹奏楽でもよく演奏される名曲。唯一の国内版で、懇切な解説により曲の生い立ち、構成がよく理解できる。印刷もクリアで見易い。
難易度:初級~中級
タブ無し、5線譜のみ
今でこそ本譜面を手に取る機会が減っていますが、ギターを弾き始めた当時最もお世話になった譜面こそ本書でした。曲目を見ていただければ分かる通り実に多種のクラシック曲を収録。しかもその選曲のセンスが素晴らしいギター奏者のみならず、楽器奏者なら誰もが弾いて見たいという曲を知っているかのような選曲には脱帽です。オーケストラ曲もあれば、ピアノ曲もあり、弦楽重奏曲もあり。。今でこそ改めて見ると弾きやすいシンプルなアレンジに見えますが、初級者が演奏するには本当に演奏しがいがある編曲です。中でも特に秀でたアレンジというのが幾つかあります。
その印象的な曲とは。。まず筆頭に挙げるのが「エリーゼのために」イントロから流れるようなラインをアルペジオで再現、間奏で転調する部分も重音を加えつつ鐘のような音色を再現、極めつけはハイライトの低音連弾でしょう、ピアノのあの雰囲気を見事に再現。この曲だけで何十回演奏したかわかりません。ユーモレスクも弾いていてリズミカルで印象的でした。
熟達者には物足りないかもしれませんが、入門者~中級者にはギターを弾く喜びを最大限味わえるでしょう。しかも、上記の様に自分にとってお気に入りの曲というのが幾つかゲットできるでしょう。
「序曲と獅子王の行進」「白鳥」が有名ですが
「めんどりとおんどり」「ろば」「かめ」
「水族館」「ピアニスト」「化石」など
音の表現が楽しめます。化石って、こんな音?
楽しみましょう。
最後のフィナーレは、本当に劇的に弾いてみましょう!
スコアでした。
表紙写真の掲載されてないときに、Edizioni Ricordi miniature scoresなんてあるから注文かけたんですけど、よく下の方を見たら「音楽の友社」。国内出版エディションでした。手許の海外版、汚してしまったんで買い替えようと思ったヤツと比べたらまるっきり同じでしたが。
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